2006年 ペーパーバック・パラダイス 洋書ベスト5 発表 

2006年1-12月に発表されたヤングアダルトの洋書を対象にベスト5を選んでみました。
 1位 The Book Thief   本泥棒 
 2位 Artemis Fowl 5 (The Lost Colony) 
 3位 New Moon トワイライト 4-6 牙は甘くささやく・狼の月・嘆きの堕天使
 4位 Maximum Ride 02 : School's Out-Forever
 5位 The Unfortunate Events 13 : The End

<< Previous 2006.12 2007.01 Next >>
掲載日 英語タイトル 英語難易度
ジャンル 日本語タイトル お薦め度
 第1位 The Book Thief by Markus Zusak 英語  ☆☆☆☆
小説 本泥棒 by マーカス・ズーサック お薦め ☆☆☆☆☆
Book Thief

文句なしのNo.1. オーストラリア出身のマーカス・ズーサックの4作目は、年齢・性別・国籍に関わらず、皆に是非、読んでもらいたい作品です。
  死神が語るマーカス・ズーサックの革新的な新作、The Book Thief。主人公はリーゼル・メミンジャー、ナチスドイツ時代のミュンヘン郊外に住む、物を盗むことで何とか生活している少女。ある日、そんなリーゼルがある本と出合う。そのうちリーゼルは本を手に入れるためにナチスが燃やしそこなった本、市長婦人の図書館の本など、本があるとそれを盗むようになる。アコーディオン弾きの養父の助けを得て彼女は読むことを学ぶ。そして、リーゼルは盗んだ本を、あるときは、家の地下室に身を潜めているユダヤ人の男性、空襲のときは、近所の人々に読んで聞かせる。I Am the Messengerで数々の賞を受賞したマーカス・ズーサックの「魂を養う本の力」をテーマにした忘れがたい一冊。

The BookThief
 第2位 Artemis Fowl (The Lost Colony) by Eoin Colfer 英語  ☆☆☆☆
冒険ファンタジー by オーエン・コルファー お薦め ☆☆☆☆☆
Artemis Fowl 5

待ってました。おなじみアルテミスファウル・シリーズの第5巻。
天才少年、アルテミス・ファウルは今までとは少し違ったことに挑戦してみる。なんと妖精の中でも人間を最も嫌う種類、悪魔との接触を試みることにしたのだ。悪魔たちは人間とは違う次元に住み、地球にはめったに姿を現さない。しかしその凶暴な悪魔たちと人間を引き裂いている古代の魔法が今、消えかかっている。もし、アルテミスが何とかする前に魔法が切れてしまったら、悪魔たちは住むところがなくなり、地球に再び下りてきて人間と戦いを始めるかもしれないのだ。それだけではない。頭脳面では無敵と思われていたアルテミスについに、ライバルが出現する。そのライバルは危険な悪魔を捕獲しようとたくらんでいる。そしてビリー・コング。あの最強のボディーガード、バトラーと同等の戦闘技術をもつ謎の殺人鬼。彼の復讐を邪魔するものはいない。

Artemis Fowl 5
 第3位 New Moon by Stephenie Meyer 英語  ☆☆☆☆
ホラーロマンス 牙は甘くささやく・狼の月・嘆きの堕天使 by ステファニー・メイヤー お薦め ☆☆☆☆☆
New Moon

ファンはみんな待っていた。大人気のバンパイア・ロマンス「トワイライト」シリーズの第二弾。
早くも、2006年末には、ソニーマガジンから3分冊で邦訳が登場。

ベラ・スワンにとってエドワード・カレンは唯一、人生そのものより大切なもの。しかしバンパイアを愛するということはベラの思っていた以上に危険なことだった。エドワードはすでに一度、悪いバンパイアの手からベラを救っている。この危険な関係が彼らの周りの大切なものすべてを危険に曝している。苦労は始まったばかりだとエドワードとベラは始めて実感する・・・
ニューヨーク・タイムズベストセラーのTwilightに魅力された多くの読者たちがこの不運なカップルの行く末を知りたくてたまらなかったことだろう。New Moonの作者、Stephenie Meyerが再び「人離れ」した、ロマンスとサスペンスの絶妙のコンビネーションをお届けする。思いがけないひねりが多数あり、情熱的で読み始めると釘付けになってしまうこのバンパイア・ラブストーリーは不朽の名作になること間違いなし。

Mediator 01
 第4位 Maximum Ride 02 : School's Out-Forever by James Patterson 英語  ☆☆☆☆
SFアドベンチャー  by ジェームズ・パターソン お薦め ☆☆☆☆☆
Maximum Ride 02 : School's Out-Forever

ジェームス・パターソンの#1ベストセラーの大ヒット作、The Angel Experimentに続く、第二弾。
 マックス、ファング、ガスマン、ナッジ、そしてエンジェル、2%が鳥、98%が人間という6人の子供たちを紹介します。彼らは殺し屋に狙われているという重大な問題を抱えているのです。彼らは。一体誰なのか?問題はそこで終わらない。マックスは自分の皮膚下にマイクロチップが埋め込まれていることを確信している-そのチップは異常な悪党たちを彼らのところに引き寄せ、今、この瞬間に待ち伏せ...そしてもっとひどい事を可能にしているのだ。そしてマックスと仲間たちは世界を救うはずなのだ。でも一体、どこから?いつ?どうやって?マックスは答えを見つける為なら何でもする。一つ分かっていること:すべては誰にもまね出来ない、彼ら特有の能力と関係がある-彼らは飛べるのだ。
「家族」を守り、彼女自身の究極の運命の複雑な謎を解明しようとする、マックスのスリル満点の冒険はこのジェームス・パターソンの恐ろしく、面白く奇妙なスリラーへと続く。

Maximum Ride 02 : School's Out-Forever
 第5位 The End : Unfortunate Events by Lemony Snicket 英語  ☆☆☆
冒険ファンタジー  by レモニー・スニケット お薦め ☆☆☆☆
The End

世にも不思議なできごと・シリーズの完結編。

It”(それ)と呼ばれた子 青年編
<< Previous 2006.12 2007.01 Next >>
About Us | Site Map | How To Use | Contact Us | ©copyright 2005-2010 Paperbacks.jp @ All Right reserved.