何世紀も囚われていた殲滅者(デストロイヤー)が、今、自由になろうとしている。 アブホーセンのサブリエルと古王国の王タッチストーンが暗殺された。ひとり残されたライラエルは、殲滅者をとどめるために、サブリエルの跡を継いでアブホーセンの後継者となる。殲滅者オラニスの強大な力が解き放たれることは、すべての命が絶たれることを意味する。 彼女の持つクレア族の先を読む力に導かれて、サムと不評の犬とモゲットら、仲間の助けを得て、ライラエルは生と死の間で、悪の破壊者を倒す方法を見つけなければならない。手遅れになる前に…
狡猾な企みと圧倒的なパワーをもつ殲滅者オラニスは、サメス王子の友人ニコラスをも巻き込んで確実に復活への道を歩む。一方、アブホーセンの後継者となった19歳のライラエルは、サメス王子や不評の犬、モゲットの助けを得ながら、必死に計画の阻止に努力をするのだが...命をも投げうって絶望的な戦いに望むライラエル達に未来はあるのか? 怒涛の結末に向かって、運命は、まわり始める。 ファンタジーファンもそうでない人も、読まなきゃもったいない。(P)
The Abhorsen Trilogy : 古王国記シリーズ 1: Sabriel サブリエル 冥界への扉 2: Lirael ライラエル 氷の迷宮 3: Abhorsen アブホーセン 聖賢の絆
リメインブラウザーとアブホーセンの後継者として、19歳の少女ライラエルは、強大なパワーを持つ殲滅者を止められるか・・・ガース・ニクスが描くダークファンタジーのあの傑作が、2006年、主婦の友社から文庫化。