魔法の裏社会イタリアのヴェニスヘ、ようこそ。ここの隠れた水路や壊れそうな屋根の上は、秘密を持った子供たちの隠れ家だ。残酷なおじとおばから逃げてきた孤児の12歳の兄プロスパーと5歳の弟ボーは「どろぼうの神さま」と名乗る謎めいた男の子の首領と出会う。賢くて、素敵な首領はいたずらの大好きなストリートチルドレンのグループを率いている。だが、首領も暗い秘密を持っている。プロスパーとボーは突然、忘れられた場所へ夢の旅に出る事になる。そこで彼らが見つけたものが彼らの運命を変えてしまう...永遠に。
この本も私の読んだ本の中でベスト10に入ります。これはファンタジーなのですが、本当に最後までファンタジーらしきものは出てきません。舞台はイタリアのベネチアでとてもおしゃれな感じです。最後のエンディングにはとてもびっくりしました。この本はアメリカの学校の6年生の最後のファンタジーのユニットでアルテミス・ファウルとこの本かどちらかを読む課題で読んだ本です。毎日指定されたところまで読むのですが、結末が待ちきれなくなってある日最後まで読んでしまいました。
Dragon Rider 竜の騎士 The Thief Lord どろぼうの神様 Inkheart 魔法の声 Inkspell 魔法の文字
話題のドイツファンタジー作家コルネーリア・フンケのチューリヒ児童文学賞やウィーン児童文学賞を受賞作。