October Sky / Rocket Boys

１９５７年、それはソ連の人工衛星スプートニクがアパラチア山脈とウェストバージニア州のコールウッドという廃れていく炭鉱町の空をなぞるように飛び去った年だった。
　確固とした将来が何もないホーマー・ヒッカムは、ロケットを大気圏外に飛ばすという夢を持っていた。炭鉱の監督官の父と母親は、内向的な息子がコールウッドの町を出ることを望んでいた。ホーマーは町にあわないはみ出し者のグループに入って、くず鉄を高尚なロケットに変える方法だけでなく、炭鉱夫たちを生きたまま飲み込んでしまう町で夢を持ち続ける方法を学ぶ。少年たちがどんよりした空を情熱的なプロジェクトと栄光への夢で照らし始めた時、コールウッドの町とヒッカム一家は、決して今までの彼らと同じではなかった。

映画は特におすすめです。君もロケットを飛ばしなくなる。（Ｐ）

夜空に輝くスプートニクを見上げ、ぼくらは考えた・・・そうだ、ロケットを作ろう。後にＮＡＳＡ技術者になったホーマー・ヒッカムの感動の自叙伝。映画「遠い空の向こうに」原作。ジョー・ジョンストン監督、ジェイク・ギレンホール主演、クリス・クーパー助演俳優で映画化。ローラ・ダンが演じる物理の教師ミス・ライリーが素敵です。